きれいな流れと水田と
山陰地方も入梅したらしいけど、なんだか晴れマークが続くお天気です。
きれいな湧水があるこの地域では、
初夏のシーズン、清流にしか育たない「梅花藻」(バイカモ)の花が咲きます。
梅の花に似ているからその名前が付いたんだとか。
小川の中に見える、白い点々がバイカモの花。
まさに水中花。
この時期の田んぼは、
まだ葉が伸びていない稲と稲との間にたっぷりと隙間があって、
泥の底がよく見えます。
水の中では、色んな生物が活動中。
泥の中からぎょろりと目を出すトノサマガエル。
カエル君の左側に、緑の藻のようなものが何匹か見えるでしょ??
コレ、「ホウネンエビ」だそうです。
犬の散歩に通りがかったおじさんが、スコップですくって見せてくれました。
エビと言ってもミジンコの仲間だそうですよ。
このエビがたくさん出た年は、稲が豊作になるんだとか。
他にも、ガムシの幼虫がうごめくのも目撃しました。
いやぁ~~、田んぼって面白いですねぇ~~
色んな生物が、色んなやり方で生きている。
稲だけ風に揺れてるように見えても、
その下では、にぎやかな暮らしが営まれている。
その一つ一つに支えられて、人間が生きていけるわけですね~~
初夏の田んぼは面白い!
テーマパークもいいけれど、田んぼもなかなか、一日遊んでも飽きないかも。