脳を鍛える!
光トポグラフィという技術を使って、脳の血流量を測定し、実験によってどの部分がどの程度活性化されているか調査したデータを元に講義を進めておられたのですが、これがなかなか面白くて、水戸黄門を観る予定が(爆)そのまま浮気しちゃいました。
川島先生によると、毎日5分程度の簡単な計算や音読が、脳の前頭前野を活性化し、認知症などを予防したり、進行を妨げたりする効果があるということです。この方法を応用したものが、認知症グループホームなどの作業療法で使われているんだとか。一般的な「物忘れ」などにも効くそうです。
例えば、誰かに宛てた手紙を書く場合でも、直筆で書くのとワープロを使うのでは、直筆の方が前頭前野が活性化します。手指を使って何かを「生み出す」という作業が、脳の活性化に結びつくようです。料理や手芸や楽器の演奏は大変よいらしく、特に料理については、大阪ガスとの共同研究チームでその効果が実証されているようですね。これを布教すれば、世の中年(失礼)男性諸氏も進んで台所に立ってくれるかも??(笑)
前頭前野の活性に効くのが上記の簡単な計算、音読(子供に読み聞かせをするのはとてもいいことかも!)、直筆で手紙を書く、料理、手芸、楽器の演奏、そして日々のコミュニケーションと、旅行などの遊び。一人で黙って家に閉じこもるのは脳によくないってことですね。逆に、不活性化するのが、テレビゲーム、テレビ、マンガ、音楽、パソコン・・・などだそうです。不活性化というより、リラックス効果があるということで、疲れたときにはゲームに興じ、漫画を読む、というように、上手く使い分けるといいのかも。
私も、親に計算ドリルさせようかな(笑)
いやいや・・・そろそろ自分にも必要???(爆)
PCソフトでこんなのも出ています。