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事故防止に危険予知

先日、久々に「ためしてガッテン」なんて番組を見てしまいました(笑)
今週のテーマは「予知が決め手!交通事故最新対策術」


興味深かったのは、
「歩行環境シミュレーター」なるものを使った道路横断実験。

上から見たら、このようなイメージの装置です。

事故防止に危険予知_f0007926_16182143.jpg


丸が被験者、その三方を囲む黒いパネルに、道路の左右と正面の風景が映されます。
左右からは車が走ってくるので、歩行者はそれに注意しながら道を横切り、
正面の歩道にたどり着くのが課題。
歩行者の足元には、歩行マシンが置かれています。

この装置で、70歳以上の方と、20代のおねーさんグループが対戦したのですが、
ご年配の方は、3回に1回くらいは車にはねられていました(^_^;)

人物から出ている実践と破線は、それぞれ高齢者と若者の視野を示したものですが、
若者では160度ある視野が、高齢者では120度になっているそうです。
これは、視力が悪くなったからではなくて、認知機能の低下が原因であるとのこと。
年齢が若いと広範囲に注意が向くのですが、
高齢になるといっぺんにあちこち注意するのが難しくなるんだそうで。
横断するときも、一方に気をとられてしまって、
もう一方から来る車にぶつかったりするんだそうです。

注意がきかなくなって、逆に大胆になったりするのでしょうか・・・
よく、高齢者が横断歩道ではない、広い国道を横切ったりするのを見かけます。
いつも「オイオイおばちゃん、勇気あるなぁ・・・わたしゃ怖いよ~」と思うんですが、
周りが見えないからこういう行動が出来るのかも・・・(^_^;)

自動車事故も、高齢者の運転と、免許とりたての若者が多いですよね。
車の運転をする高齢者が増えたせいもあるかもしれませんが、
高齢者の認知機能の低下と、若者の経験不足が事故に結びつくらしい。

事故を防ぐためには、
常に先を読んで、シミュレーションが出来てるといいとのことでした。
もしかしたらこの角から人がでてくるかも・・・
もしかしたらあのカーブで対向車がはみ出してくるかも・・・
と、自分の経験を生かして「かもしれない」運転をすると事故防止につながるんですね。

私も、近頃は「かもしれない運転」で行くようにしています。

「あの道路で、ねずみ捕りをやってるかもしれない・・・」ってな感じで(爆)