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清水寺へ厄払いに

新年二日目。
厄年の妹と一緒に、件の「清水寺」に厄払いに行ってきました。(サイトのトップにあるムササビの絵は、どうも本当にムササビが出てお寺の中に入ってくるかららしい)
混むといけないので、ちょっと早めに出発。そのかいあって、私たちが到着した時は、まだ駐車場も充分あり、さほど参拝客も多くありませんでした。本堂で厄除け祈祷の申し込みをして、いざ寺内へ。

こちらは参道です。本堂まで、趣のある石段が続きます。ここは、桜と紅葉の名所でもあります。森を眺めながら参拝するのも心が洗われるようでいいもんです。
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お寺の奥まで行くと、まずお香をなめて、手についたお香を体全体にはたくようにつけて清めてください、と言われます。そして護摩木を渡され、願い事と名前を書きます。次に通された部屋(というか廊下)にはお坊さんが控えておられ、護摩を燃やす火の回りを囲んで座るように指示されます。そして、ご祈祷。最後に護摩を燃やした煙を体にかけて、お札を頂き、聖水を一口飲み、そしていよいよ本堂へ。

こちらが本堂。ご本尊は十一面観音菩薩です。
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清水寺は天台宗のお寺なので、密教系です。赤い衣に身を包んだお坊さんたちが、印を結び、真言を唱えて祈ってくださいます。仕上げは般若心経に合わせて、金剛鈴(こんごうれい)で背中を叩いての厄払い。封筒に入った厄除けグッズをそれぞれがいただいて、祈祷完了です。

実は、私、大のお寺好き(笑)真剣にお坊さんと結婚してお寺のヨメになることを考えた時代も・・・。信心しているわけではないのですが(スミマセン)、あのお香のにおいと厳かな声明が気持ちを落ち着かせてくれるのです。

10年ほど前に、夫と一緒に高野山に行ったことがあります。企業の墓所が立ち並ぶ表向きのけばけばしさには閉口しましたが、苔むした裏道には密教の風情を感じました。奥の院には、未だに空海が座禅を組み、世の平和を祈っていると言う言い伝えが残っており、一心不乱に祈りをささげる老婦人の姿が今でも脳裏に浮かんできます。参道には「不老長寿の秘薬」なんて怪しげなものも売ってましたけどね(笑)

どんな名僧でも、なかなか悟りなんてものはひらけないそうです。ひらいたつもりでも、すぐ次の迷いが出て、その迷いを克服してもまた次の迷いへ・・・人間の一生は、迷いの連続かもしれません。人間の心は弱いです。どうやって強くなろうか・・・考えてもなかなか上手くいきません。私も、今まで随分迷って、未だに迷い続けています。迷っていく中で色んな本を読んで、色んな考え方を知りましたが、一番しっくり来たのが仏陀の言葉でした。こんなのとか。

仏陀自身が書いた書物は残ってないのですが、弟子たちが師から聞いたことを編集したのがいわゆる経典です。中村元さん著の「ブッダのことば」は私も持ってますが、なかなかいいです。ブッダって、とてもお話が上手だったんでしょうね。

というわけで、正月早々厳かな気持ちになりました(笑)
ところで、祈祷をお願いするのに、自分の住所と名前、生年月日、願い事、場合によっては家族構成なども全部申込書に書くんですよね。そして、ご祈祷のとき、お坊さんがそれを読み上げるんです。これって、すごい個人情報じゃないです??録音しておいたら立派な名簿が出来ちゃう。しかも、悩み事まで書いてあるし、ナントカ商法にはもってこい・・・護摩はその場で燃やしちゃうけど、申込書はどうするんだろう??時々、お寺からもDM来るもんな。こんなとこにも個人情報の落とし穴が・・・と、思わず余計なことまで考えてしまいました(笑)

こちらは三重塔。登ることもできます。
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