こがね色の穂波
早朝ポタで田園を走ると、
朝露を含んだ稲穂から立ち上がる香りが鼻孔をくすぐります。
私はこの香りが好き♪
遠くまで続く稲穂は、まるで黄金色の波みたいですね~~
既にハサガケが始まってるんですね!
朝早くから、稲架(はさ、はで)に稲を干す作業をしておられました。
この稲架も、地方によって色々と呼び名が違うようで。
こちらでは、「ハデ」と呼ぶところが多いようです。
干し方も、色々あって面白いですよね。
稲文化の奥深さを感じます。
いつもは走らない道を通ってみると、「坂中廃寺跡」なんてものがありました。
標識も出ていたので立ち寄ってみました。
平安時代のものだそうです。
この辺りにも紀氏という豪族がいたそうで、その一族につながるものだとされています。
日野川の豊かな流れに抱かれ、お米も育つよい土地ですから、
その昔はきっと栄えた土地なんでしょうね~~
帰り道、法勝寺川の支流を眺めると、やはり台風12号の爪あとが残っていました。
日野川の中洲も、生えていた草が削り取られていましたが、
そろそろ新しい植物が伸び始めているようです。
自然の回復力はすごいですね。