米子へGO!~自転車旅行復路・冒険編~
まだフロントも開いてない時間、もちろん温泉は独り占め。
普段は食パン1枚の生活ですが、上げ膳据え膳の温泉旅行では、朝食はたっぷりといただきました。
これからまた80キロ近くを走らないといけませんからねぇ~~
午前9時前、担当の仲居さん見送られながら米子に向けて出発。
前回と同じく、関金から大山山麓を通って帰るコースです。
とりあえず伯耆自転車道、倉吉線廃線跡へ。
わずか2キロほどですが、桜並木の続くのどかなサイクリングロードです。
オオキンケイギクが満開ですね~~
この日は晴れて、黄砂も来るという予報だったので、
サイクリストたちはこの姿に変身(爆)
時代をさかのぼれば、こんなヒーローがいたなぁ・・・という感じでしょ(笑)
遊歩道をお散歩しているおじさまたちと挨拶してすれ違いましたが、
かなり怪訝な様子でした(笑)
関金町の農業大学校の横から農免道路に入り、大山池の横を通って地蔵峠を目指します。
この農道も、広大な田園地帯に囲まれ、
きれいなせせらぎが流れる道端には、色とりどりの花が植えてあり、
走っていてとても気持ちのいいところです。
小さいアップダウンを繰り返し、そば道場の横を抜けると標識が出てきました。
溝口まで51キロ。案外近いですねぇ~~
ここからはランチ予定のいわなやさんまで緩い坂をひたすら登ります。
予定通り12時半頃到着。
このお店は、岩魚とニジマスしかないんですが、それがすごくおいしいんですよね~~
ニジマスの塩焼きは新鮮アツアツプリプリです。
他にも、ニジマスのお刺身、甘露煮、南蛮漬け、それに粗汁と、まさにニジマス三昧。
おいしい昼食に満足した後は、今回の旅のメインイベント、「船上山越え」に向かいます。
せっかく登ってきたけど、一旦降下開始。
おそらく、下方に見える道路に向かうのではないかと・・・
県道45号線を離れて34号線へ。かなりクネクネな道。
ココは、先日開催されたツール・ド・大山の後半コースです。
コースの他の部分は走ったことがあるんですが、ここだけ未踏だったので行ってみたいなぁ、と。
でも、いつまでたっても「船上山」の看板が出てこないので、
道が合ってるんだろうか・・・といぶかりつつ進みます。
迷ったところでこんなステキな風景発見。
ココを過ぎた辺りで、やっと標識が出てきました。
結構大変な道だと言うウワサは聞いてはいたんですが・・・
早速林道(^_^;)
こんな感じの道を、登る、登る、登る、下る、下る、下る、また登る、登る・・・の繰り返し。
こりゃ対向車が来たらコワイよなぁ・・・と考えながらひたすらアップダウンを続けてやっと到着。
ダムが見えてきた~~♪
黄砂なのか霧なのかわかりませんが、
船上山の屏風岩が霞んでいてはっきりと見えないのが残念。
初めて見ましたが、いやぁ~、いい眺めですなぁ~~!
小休止して、次は香取方面に向かってアップ開始!
船上山をぐるりと周って大山に向かうようです。
遠くに滝が見えるの、わかります??「千丈滝」と言うそうです。
こちらは屏風岩の展望台。
この辺りで標高380メートルくらい。
しかし、なんて眺めのいい道でしょう~~!
すっきりと晴れていたらもっと見晴らしがいいんでしょうけど、
それでも、十分気持ちのいい道です。
・・・って、眺めはサイコーなんですけど、道そのものはスゴイ・・・(^_^;)
登る、登る、登る、下る、下る、下る、また登る、登る・・・(爆)
ツール・ド・大山のコースには、平地がひとつもない!という話は聞いていましたが、まさにその通り。
しかも終盤でこのアップダウンは、かなり脚と心肺に堪えると思いますよ~~(笑)
三朝から帰るには、前回走った鏡ヶ成を越える方がずいぶん楽だと思います。
登っても登ってもまだ登る。
写真で道だけ見てるとすばらしいんですけどねぇ・・・
そうこうしているうちに、最後の難関一息坂峠を越えました。
コースでは、ここから大山寺に向かって更に上昇を続けるのですが、
私たちはココで終わって、米子に向かって下ります。
自宅に着いたら、なんとこの日の走行距離は100キロを越えていました。
平地の100キロなら普通なんですが、山道の100キロはかなり大変ですねぇ・・・(^_^;)
私には、石見グランフォンドもツール・ド・大山もとても走れませんわ(笑)
でもこのコース、眺めはすばらしいので、一部を選んで走ると楽しいでしょうね~~
すっきりと晴れた日に、また走ってみたいコースです。
でも、自転車旅行では、むやみに山道を選ばない方がいいということに気づいた旅でした(爆)
というわけで、2日間で175キロ、最大標高差731メートル、登りの獲得標高は2619メートルでした。
お疲れさん(笑)