人気ブログランキング | 話題のタグを見る

紫陽花

紫陽花_f0007926_1214613.jpg


先日のポタリング途中で立ち寄った大神山神社。
満開とまではいかないけど、紫陽花がきれいに咲いていました。

こちらは、名水付近の苔むした水車と、水路に自生する紫陽花。
紫陽花_f0007926_12134212.jpg


以前、友人から聴いた話です。
とある番組で、日本がいかに水に恵まれた国かについて特集しており、
特殊な方法で撮影した、
日本列島全体から、水が染み出しているような画像を見た、ということでした。

うるさいくらいの水音を立てて豪快に流れていく水路を見ると、
さもありなん、と改めてその恩恵を感じるのでした。

入梅宣言があった山陰地方ですが、
今のところ、まだ一滴の雨も降っていません・・・
紫陽花たちも水が欲しいことでしょう・・・







いつぞや、アメリカのドラマで、気象を操るべきか否か、と言うテーマをやってました。
いくら人間が進歩したとはいえ、なかなかそこまでは行かないのが現状。
よしんば操れたとしても、
自然の力のポテンシャル全て計算できるものなんでしょうか・・・
科学的知識と言うのは人間が「発明」したものではなくて、
自然を観察することによってその中から「発見」したもの。
だから、まだまだ発見していないことはたくさんあるはず。
飛行機が飛ぶのも宇宙旅行が出来るのも、
もしかして「たまたま運がよかった」だけなのかもしれません。

ある地域の被害を防げても、そのせいで別の地域に被害が及ぶかもしれない。
自然の力を操るというのは、そんなにたやすく出来ることではないでしょう。
自然からは恵みを受けると同時に、様々な災害も被ります。
そして、災害は必ずどこかで起こります。

だから、
人間が自分の意思で操ることの出来る戦争とかの人災より、
自然災害にかける費用や手間を増やすべきだと絶対思う。
だって、それは人災と違って止めることは出来ませんから。
どこでいつ起こるかわからないものより、
相手の思惑が想像できる人災の方がわかりやすいし、
実感があるのはわかるけど、
どうしても抗えないのは自然の力。
災害が起こったとき迅速に、そして必要なだけ手助けできるように、
私たちの税金を遣って欲しい。

誰かが守られているわけではない。
誰もが平等に災害に遭うんですから。

東北の地震、どうか一刻も早く充分な対応が為されますように。
by nasuka99 | 2008-06-14 12:39 | photo