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鎮守の森の紫陽花

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松江から出雲にかけては、有名な神様にまつわる史跡が多くて、
古代史ファンには垂涎モノです。
10月は、他の地方では「神無月」ですが、
ここ出雲地方では、全国の神様が一堂に会する「神在月」となることは有名。
この紫陽花を見つけた神魂神社(かもすじんじゃ)の主神は「イザナミノミコト」。
国産み神話の主人公で、色んな神様を産んだ母神なんですが、
最後に火の神を産んで火傷して死んでしまって黄泉の国に行った、というお話があります。

日本の神社では、「木」がご神体だったりしますよね。
年に何回か、神様がご神木に降りてくるから、恭しく新しいのに入れ替える儀式があったり。
鎮守の森と言うくらいで、神社は必ず森とセットになっています。
それに、だいたい階段を登らないといけないような高いところにあるし(^_^;)
森や山と言うのは、日本人の心のシンボルなんでしょうな。
国土の7割くらいが山ですからね~。
今でも、ちょっと都市部を抜けるとシシガミさまが出そうなところがいっぱいあります。
崇めたくなる気持ちがすごくよくわかります(笑)

文化が違うと、崇める対象が石だったり湖だったりしますが、
自然を崇拝する心を残す民族は、
環境とってあまり無茶なことはしないかも・・・と思いたいですね~。

nakkyさんに対抗して・・・
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すごくきれいな声で鳴く鳥がいたので、それだと思って撮影して後で見たら・・・
スズメでした~~(^_^;)

都会暮らしが長い人は、音のしない場所に来ると静か過ぎて眠れないらしいですが、
私は、車の音が聴こえず、
鳥の鳴き声や川のせせらぎが聴こえる所の方が落ち着きますなぁ。

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やっぱ田舎もんだし(^_^;)
by nasuka99 | 2007-06-07 15:54 | photo