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かけざん九九

小学校2年の甥っ子が、近頃かけざん九九に夢中です(笑)
そう、この時期、私たちも学校で九九を暗記させられましたよね。
小2で習った九九は、トシとってもしっかり暗記しており、今でも使っています。
学校で習ったことで実際の生活に役立っているのは、この九九が一番でしょうなぁ・・・

でも、何で小学校2年なんだろう??
と、思って色々と調べてみたんですが、はっきりとした結果は得られませんでした。

人間の脳には「感受性期(臨界期)」というものがあって、
その感受性期の間に適当な刺激が与えられなければ、それに対する神経系が作動しなくなる、
ということは、脳科学分野では広く知られています。
よく、3歳までにとか言われてますが、感受性期にはばらつきがあって、
機能ごとに違うので、何がいつまでとははっきり言えないらしいです。
確かに記憶力は子供の頃が優れているかもしれませんが、
それは、記憶している量の違いにも左右されると思うので、
一応言語の臨界期であるとされる小学校2年(8歳あたり)の時に覚えておくのが一番、
ということなのでしょう(だってホラ、九九って語呂合わせだから)。
そして、確かにそれは成功しています(笑)
(詳しいことをご存知の方は是非教えてください!)

このように、多分、子供の脳の発達と関係があると思うんですけど、
もしかしたら、科学的な検証よりも先に、昔の人は経験的に
「この時期にこれを覚えておくと一生忘れない」というような確信をもっており、
その伝統が今まで続いているのかもしれません。

なんせ、九九の歴史ってすごく古いんです
日本では、平安時代から「言葉遊び」の部類として使われていたようですよ。
確かに、ニハチそばがその値段(16文)から付けられたって話は、真偽は別として有名ですし。
庶民でもこれくらいの数字ジョークを飛ばせるくらいだから、
きっと日本人は、昔から「たしなみ」として九九を暗記してたのかも(笑)

外国にも九九のようなものがあるのかな??と思って検索したら、
こんなページを見つけました。
一応あるんですね??
外国で暮らしてらっしゃる皆さま、是非経験談を!(笑)
by nasuka99 | 2006-11-30 12:44 | think