天職

「転職」ではありません(爆)

この頃、「天職」についてふと考えてしまっている。
プロのスポーツ選手や、役者さんを見るにつけ、
「この人たちは自分の好きなことを仕事に出来ていいなぁ・・・」とぼやいてみたり。
子供の頃から電車が好きで、
大人になったら絶対鉄道マンになるんだ!!!という初心を貫き、
JRに就職した知人のご主人。
高校生のときに思い立った、「宇宙飛行士になりたい」という夢をかなえた野口さん
こういう人たちはマジでスゴイと思う。
子供の頃から持っていた夢を叶えてしまう人なんて、一体どのくらい存在するんだろうか。

自分の趣味が仕事になればそれが「天職」なのかもしれないけど、
趣味であったものを金儲けの道具として使うことになれば気楽さもなくなる。
その時点で「趣味」ではなくなるのかもしれない。

一人でも多くの人を病気から救いたい、と思って医者になったり、
子供たちのよき指導者、そして相談相手になりたい、と思って教師を目指したり、
国をよい方向に導きたい、と思って政治家を志したり、
仕事を選ぶときには、皆それぞれ崇高な志があるんだと思う。
しかし、長年同じ職に就き、社会のヒエラルキーに飲み込まれてしまうと、
ただ無事に退職金をもらうため、あるいは権力のあるポストに就くため、
というように、目的が保身やお金にすり替わってしまうことも多々ある。
よい例が、某IT関連企業元社長である。
また、政治家の大半がコレであるようにも感じる。
その仕事を選んだときの意志を、最後まで貫く人がどれくらいあるんだろう??
という問は、先の「夢を叶える人」に対しての疑問と同じだ。

「天職」というのは、
自分が幸せになって、同時に他人をも幸せにするような仕事に就くことなんだろう。
そんな仕事にめぐり合える人って、世の中にどのくらいいるんだろう。

天職とまでは行かなくても、
自分の仕事が好きで、自信を持って仕事に就いている人たちは、
その仕事に対する創造性がすごく豊かだと思う。
ルーチンワークをこなすのではなくて、
あらゆることにアンテナを張って、得た情報を仕事に生かしている。
その過程で、もちろん他者とのコミュニケーションが必要だろうし、
だから自ずとネットワークも広がる。
それが、人間性に深みを与えるんだと思う。

人間、一生の大半を仕事をして暮らすのである(もちろん主婦や主夫も含めて)。
出来れば、楽しくやりたいと思うのが人情だ。
でも、仕事をするのは自分であり、決して他人ではない。
他人は、自分の仕事を楽しくはしてくれない。
楽しく仕事をしようと思ったら、自分がその仕事に楽しさを見出すことが必要なのだ。
「天職」とは、自分が仕事を楽しもうと思ったときに、手に入るものなのかも。

ということは、もしかしたらその辺に「天職」が転がってるかもね(笑)
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by nasuka99 | 2006-11-01 13:31 | essay