京都一周トレイル西山コース・高雄~苔寺
伏見稲荷をスタートしてから、早6年が経ちました~~(^_^;)
京都の東端から反時計周りに歩いてきましたが、この度、ついに西の端までたどり着きました!
赤いラインが今までコツコツと歩きためたルートのログです。
今回歩いたのは、地図西側の一番南の部分まで。
高雄から苔寺までの約15キロのルートです。
市内中心部(四条烏丸)から高雄へ行く市バスは本数が少ないので、ちょっと早めにスタート。
8時過ぎには高雄に到着して、早速歩き始めます。
と、そのバスの中で、ドイツのシュトゥットガルドから観光にやってきたという女性に遭遇。
一人旅だということで、一緒に歩かせてもらえないかと言われ、二つ返事でOKしました。
ちょっと不思議な日本人2人+ドイツ人1人の3人パーティで出発です。
高雄の神護寺前から清滝川に沿って進みます。
この辺りも、時期になると桜がきれいですよ~~
ちょっとだけ舗装道路を歩くと、すぐに山道に突入。
周山街道では有名な北山杉がまっすぐに林立する道を歩きます。
ドイツ人Kさんには、この杉がとても珍しかったようで、しきりに写真を撮っておられます。
杉って針葉樹林みたいな気がしてたのでドイツにもあるでしょ?と聞くと、どうやらないとのこと。
それじゃ、松は??と聞けばスペインあたりにはたくさん生えてるけど、それもないと。
ドイツといえば森って感じですが、どうやらモミの木でできてるらしいです。
そう聞くと、日本の植生って豊かだなぁ・・・と思いますよね~~
川が好きだというKさん。日本語を独学で勉強中だとか。
若い頃?は、ドナウ川に沿って、一週間くらいかけて自転車旅行もしたそうですよ。
私もしたいわ~~(笑)
コレは水道の遺構か何かか??
このコースは、ずっと渓流沿いに歩くので、割と開けていて気持ちがいい。
ドイツ語は難しいね~とか、好きな日本料理は何~~??とか、
彼女の日本語の練習を兼ねてあれこれ話してるうちにあっという間に清滝到着。
Kさんはここからバスで嵐山に出て観光するというので、こちらで別れました。
楽しい旅をありがとう~~!!
で、残った日本人2人は再びトレイル歩きです。
清滝を過ぎると保津峡も近くなってくるので、流れは益々渓流っぽくなってきました。
水が澄んでいて、とってもきれいです。
ほどなく落合橋に到着。
この橋を渡って隧道を抜けるとJR保津峡駅があります。
学生時代は、原付に乗ってよくドライブに来ました。
ここから六丁峠を越えると嵯峨野に出ます。
この峠がなかなか手ごわくて、ヘアピン度もすごいですが傾斜もまたすごい。
あっという間に保津峡がはるか眼下に・・・
こんな道自転車では走れないよねぇ~、なんて言ってたら、
なんと、坂の上からMTBに乗った集団が下ってきました!
まぁ、MTBならいけるかも・・・と思いつつ峠を越えると、
今度はヒルクライムしてくるローディーに出会いました!!!!
すげぇ・・・まさに”M”ですな(笑)
峠を越えたら鳥居本に出ます。
ここから嵯峨野。観光地ですね~~
感じのいい茅葺屋根が続いています。
観光客の姿も増え、人力車が行き交っています。
超有名な竹林の小道は、超渋滞です(笑)
お昼時だったので、嵐山でランチを済ませ、再び山道に向かいます。
嵐山といえば渡月橋ですね~
すごい人です。さすが京都屈指の観光地。
桜にはまだちょっと早かったですが、
4月の初めには、ココもピンクに染まるんでしょうなぁ~~
阪急嵐山駅の横を通り、苔寺方面に向かう山道に分け入ります。
住宅の横にある路地を入っていくんですが、ここは気をつけないと見逃しそうですね。
松尾山に向かってぐんぐん高度を上げます。
山頂付近の展望所から。
先ほどまで歩いていた高雄方面の山や、桂川に架かった渡月橋、広沢の池も見えてますね~~
こちらは山頂からの眺望。
京都タワーと、その向こうに東山が見えています。
あの端から、ずっと歩いてきたんですねぇ・・・6年かけて(笑)
小さいアップダウンを繰り返しながら1時間半ほどで苔寺付近へ。
最後に待っていた急な階段。
こっちから上がってくるの、大変だろうなぁ・・・
この階段を降り切ると、苔寺横のバス停に出るので、そこで終了。
今回もまた、楽しい山旅でした!
一番上のログマップを見ていただくとわかるんですが、
比叡山から大原まで、一部まだ踏破していないルートがあるんです。
ココは大雨で橋が流され、復旧工事が今年の春に終わるんだとか。
7キロくらいだと思うんですが、そのうち行ってみないとね~~
そしてこの度、京北コースというのが新たにできたらしいので、
そちらも是非チャレンジしてみたいですね。
今回のルートはこちらです。