上りと下りはどちらがいいか?

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自転車で坂道上がるなんてとんでもない、
何でそんなに登るのが好きなの??と聞かれることがありますが、
決して好きなわけではなく(笑)
新しい道を開拓するときも、
ルートラボで調査して、なるべく緩い傾斜を選んでますから~~(笑)
私は、特にヒルクライマー体質なのではなく、
長距離を走るのが好きなタイプの自転車乗りなんです。
ただ、国土の7割くらいが山であるニッポンでは、
距離を走ろうと思うと山を避けては行けないので、
だったら坂も好きになろう、と努力しているわけでして。

嫌がらずに敢えて坂道をルートに取り入れたりしていると、
なんとなく苦手意識もなくなってきて、
逆に、その立体感のある景色が楽しみにすらなってきます。
先日「にっぽん巡礼」で作家の車谷長吉さんがこんなことをおっしゃってました。
『厳しいところに行くほど心が穏やかになる。
楽な場所では落ち着かない』
・・・う~ん・・・なんとなくわかるような(笑)
まぁ、自転車でも徒歩でも、山を登る過程は座禅みたいなもんなんでしょうね。

ところで、
山に登った後は当然ながら下らなければなりません。
下りの爽快感が楽しくて上ってる人もいるんでしょうけど、
私の場合、どちらかというと上りの方が好きです。
高度を上げるにしたがって、
なんだか貯金してるみたいにエネルギーが貯まるのが楽しいし、
スピードが出ないので、漕ぐことだけに集中できて安全です。
↑の写真みたいに、8~9%くらいの坂道だと、
私のレベルでは一生懸命踏んでもせいぜい時速10キロくらいですから、
コケてもたいしたケガはしないだろうし。
おお、位置エネルギーが貯まってる♪とウキウキしながら上れます(笑)

それに比べて、下りはあっという間。
しかも、日本の坂道は短くて急なものが多いですから、
スピードもみるみる60キロ台になってしまいますので怖いです。
時速が50キロを超えると、ちょっとしたハンドルのブレでも滑りそうだし、
石コロや草を踏む、道路の亀裂に引っかかる、あるいは砂の上を通っただけでも、
ハンドルがとられて大事故につながりかねません。
案外普段意識してないけどコワイのはペダルです。
曲がる方向に体を傾けるとき、そちら側の足を伸ばしていると、
ペダルが地面と接触してバランスを崩すんです。
ダウンヒルをする場合、カーブでの足の位置と、
ブレーキのかけ方には気をつけないといけませんね~~
自転車のブレーキって、いきなりかけると危険ですし、簡単には止まりませんからね。
プロのサイクリストでも、上りに比べて下りを得意とする人は少ないと聞きます。
サイクルイベントの事故も、ほとんど下りで起きていますしね。
ダウンヒルには、上り以上のテクニックが必要です。

そして何より、せっかく稼いだ貯金があっという間になくなってしまうのが悲しい(笑)
お金も位置エネルギーも、
貯めるより遣う方が簡単なんですよねぇ~~(^_^;)
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by nasuka99 | 2010-09-20 14:41 | bike