古事記と日本書紀
神社仏閣巡りをテーマにしたポタリングの時に、
そのお社の謂れなどを知っていると更に楽しめるかなぁ・・・
と思い、買ってみた本です。
『地図とあらすじでわかる!古事記と日本書紀』
ピンポイントで紹介してあるわけではありませんが、
特に、古事記に関連して、出雲の国風土記との絡みを記述している章が面白いです。
出雲の国というのは、
勢力を持った偉大な地域だったんだなぁ、とつくづく実感します。
おそらく、力ずくで大和朝廷に平定されてしまったんでしょうが、
出雲の神の祟りを恐れた大和は、
その後もあちこちに出雲由来の神様を祀って怒りを鎮めようとしたみたいですよ。
神在月には、その神様たちが全国から集まってくるんでしょうなぁ・・・
何気なく自転車でポタってる時でも、
ふとしたところに神社が出現します。
こちらに、全国の神社の数が紹介されていますが、
人口に比べて、鳥取島根は神社数が多いような気も・・・(笑)
神社は農耕採集と密接な関係がありますから、
地方で多く見られるのは当然かもしれませんが、
田んぼの真ん中や山を背にしてぽっかりと鳥居が立ってるさまは、
そこだけ異空間の入り口のような、不思議な気分にさせられますよね。
こちらは、以前から気になっている大山町の神社。
巨木の真下に、真っ赤な鳥居がいかにも神秘的(笑)
名前はわかりませんが、
どうやらお稲荷さんのようです。
それこそ周りは段々畑。
そんな中に、ここだけ鬱蒼と木が茂っているのを見ると、
この集落の人たちが、この場所を大切にしてるんだなぁ・・・というのが伝わります。
こちらはお手水代わりでしょうか。
木の実が水の中に沈んでいて、さながら敷石のようです。
近頃は、「ハローキティの神社めぐりスタンプ帳」なんてのも販売されていて、
パワースポットを巡る女性が増えているようですね~~
私は意外と、
こんな風にその土地で祀られているマイナーなお社が好きだったりします。
お社探してポタるのも楽しいかも~~♪